ハンガリーの食べられる国宝「マンガリッツァ豚」

イベリコ豚と同じ起源をもつ、もう1つのグルメポーク、“マンガリッツァ”

ハンガリーのブランド、PICK(ピック)

ハンガリーの食べられる国宝マンガリッツァ豚を知る

(1)品種:マンガリッツァはどこの豚?どんな豚?

写真:マンガリッツァ豚(マンガリッツァポーク) 写真:マンガリッツァ豚(マンガリッツァポーク)/“ウーリーピッグ(毛むくじゃらの豚)”とあだ名される毛並み

“マンガリッツァ豚(マンガリッツァポーク)”を知っている方は、まだまだ少ないでしょう。

バークシャー、デュロック、イベリコなどいろいろな豚の品種がありますが、“マンガリッツァ”も豚の1品種です。ハンガリーの在来種で、ハンガリー固有の希少な名品種です。その姿は、「羊?」と思うほど毛むくじゃらで可愛らしく、一度見たら忘れないでしょう。その姿から“ウーリーピッグ"(毛むくじゃらの豚)”という、あだ名も付いています。
マンガリッツァ豚は、イベリコ豚とそのルーツを同じくします。19世紀頃から“マンガリッツァ豚”はヨーロッパで有名でしたが、その希少性から、ハンガリー国内でもなかなか食べることのできないものでした。

(2)肥育:マンガリッツァ豚の生活

写真:自由に動き回るマンガリッツァ豚(マンガリッツァポーク) 写真:雪の中を元気に動く、マンガリッツァ豚(マンガリッツァポーク)

マンガリッツァ豚は主にドナウ川周辺に広がるハンガリー平原地帯で育ちます。
夏は暑く乾燥し、冬は風に吹かれ雪が降る自然の牧草地です。

毛むくじゃらのマンガリッツァ豚は、雪の降り積もる寒い冬でも、元気に牧草地や林の中を自由に動き回ります。一年中広々としたところで、新鮮な空気を吸いながら自由に動き回り、カボチャ、テンサイ、どんぐりなどの自然食品のみを餌として成長し、ストレスなく伸び伸びと育てられているのです。

(3)肉質:「国宝」マンガリッツァ豚の実力 ~エレガントな豚肉~

写真:マンガリッツァ豚肉のグルメミート(生肉)、肩ロース

イベリコ豚が有名になり、ともすれば、マンガリッツァ豚の肉質もイベリコ豚と比較されることがあります。しかし、品種も国も違えば、また違った味わいがあります。-30度にもなる厳しいハンガリーの冬の間も、運動を続けて蓄える脂肪は特に上質で、マンガリッツァ豚の特徴の一つになっています。

~牛肉を思わせる肉質~
濃厚な赤身と低温で溶ける脂。脂肪分が多く、霜降り。豊富な不飽和脂肪酸。これが、イベリコと比較され、よく似ているとされている特徴です。

~力強いイベリコ、繊細なマンガリッツァ~
マンガリッツァ豚を口にした人々から、「上品」「さっぱりしている」と良く聞きます。イベリコ豚が力強いインパクトのある味とするならば、マンガリッツァ豚は、繊細な味わいといった感じでしょう。“マンガリッツァ豚”は、脂の口どけがよく後味もさっぱりとしています。でしゃばりすぎない上質な肉の味わいがあり、豚肉独特のくさみは少なく、口どけが良い-これが、上質な豚肉のなかでも、さらに「上品」「気品がある」「優美」といった言葉の似合う、“エレガントな豚肉”と言われる所以です。

(4)希少:食べられる国宝

ハンガリーでもなかなかお目にかかれなかった希少なマンガリッツァ豚ですが、その種の厳格な維持のため、ハンガリー政府が保護するようになり、2004年にハンガリーの国宝に認定されました。国家が保護・管理に努め、限られた生産が行われています。
つまり、何とも珍しい"食べられる国宝"なのです。

そして、毎年ハンガリーではこの国宝を祝うお祭り、“マンガリッツァフェスティバル”が開催されています。この度、ハンガリーの由緒あるブランド「ピック」がマンガリッツァ豚を初めて日本に紹介し、ついに私たちも“ハンガリーの食べられる国宝”を楽しめるようになりました。

ピックでは、1945年までマンガリッツァ豚製品のみが作られていました。この希少な豚、マンガリッツァ豚が如何に大切なものであるかをピックは、十二分にわかっていたのです。ですから、ハンガリーの国宝として、マンガリッツァ豚を守り続ける重要な役割をピックは担っています。

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