Brand Story

Volpi(ボルピー)について

Volpi(ボルピー)のはじまりと今

アメリカンドリームを叶えた人々、そして、夢見る人々を支えた伝統

新天地アメリカでの成功を夢見て大海原をヨーロッパから多くの人々が渡ってきた時代がありました。 John Volpiもそんな1人であり、1900年にイタリア ミラノからアメリカ セントルイスへやって来ました。

Volpi(ボルピー)の歴史:設立当時のVolpi(ボルピー)工場 もともとミラノでサラミ・生ハムなどの食肉加工品の職人であったJohn Volpiは、アメリカにも上質な原料があることに気づき、故郷の伝統製品を新天地で作り続けることを決意したのです。 そして、1902年セントルイスで初めて、イタリアンサラミ作りがスタートしました。

伝統を守りつつ、躍進を続けるVolpi

その後、イタリアから、創立者と共にイタリアの伝統の味を守り続けるためにやってきた甥、そしてその子孫たちによって、Volpiは品質に対する妥協をせず、伝統を大切にしながらも、時代と共に進化し続けています。

イタリアの伝統技術を持っていたVolpiは、その技術がより恵まれた環境で発揮されるよう、アメリカのテクノロジーや設備、衛生管理技術を取り入れて、現在まで進化を遂げてきました。 そして、今もVolpiでは、製品のより一層の向上のため、より多くの人々に楽しんでもらうために、新しいものに対してもオープンにその効果の程を検証し、有効なものは積極的に取り入れています。 ただし、創立者が持ち込んだイタリアの伝統を犠牲にすることは決してありません。 その結果、今では全米にチェーン展開しているイタリアンレストラン、大型スーパーマーケットやハイグレードなスーパーマーケットで採用され、メニュー展開に貢献したり、人々の日々の食卓を彩ったりしています。

イタリアの伝統とアメリカの革新性

1 : 確実な衛生管理

Volpiでは、アメリカ農務省(USDA)とHACCPの基準以上の厳しい食品安全製造規格を実施しています。

VolpiはHACCPプログラムに関してはリーダー的な企業で、1998年にHACCPプログラムをスタートして以来、乾燥熟成食肉製品の分野においては先駆的な役割を果しています。カンザス州立農業大学とパートナーシップを結び、製品製造において最も正確で品質の安定した方法を研究・開発しています。

*また、食品の安全と品質を確保するための総合マネジメント基準であるSQF (Safe Quality Food)2000の最高レベルであるレベル3の認証を取得しています。

2 : 新製品への挑戦

Volpiでは、イタリアの伝統的製法を守りつつも、固定概念にとらわれない、新しい製品へのチャレンジを欠かしません。イタリアの古き良きものを大切にする心とアメリカのチャレンジ精神が重なり合い、多くの人々に喜ばれる製品が生み出されるのです。 人気商品である、プロシュットとモッツァレラチーズというオードブルに欠かせない2品を合体させたロルティーニは、ありそうでなかった、アメリカならではの製品と言えるでしょう。 また、最新のマーケティング手法を取り入れ、これら製品の誕生から成長までを支えています。

3 : 新しい楽しみ方の提案

より多くの人々にVolpi製品を楽しんでいただくために、新たな美味しさを発見していただくために、Volpiでは著名なシェフとパートナーシップを築き、製品を作るだけでなく、様々なコラボレーションを楽しんでいただくために、新しいレシピの提案をしています。 それは、生産者の自己満足で終らず、食べる人々の満足を大切に考えているからです。 Volpiの製品が繰り広げる新しい世界へあなたも訪れ、その国境を越えたファンタスティックな世界を体験してみませんか?

みんなのプロシュット、みんなのサラミ、みんなのボルピー

様々な文化、習慣を背景に持つ人々が住むアメリカ。そんな中、文化や習慣の壁を超えてVOLPIの製品は愛されています。 
日本の伝統技術を守り演奏し続けられている和楽器。時に、それは日本の伝統の枠を超え、JAZZやロックなど全くルーツの異なる音楽とセッションしたり、ハリウッド映画のシーンに流れたりして、我々を楽しませてくれます。それは、そのコンビネーションにより、新たな何かが生まれ、その喜びを我々が期待しているからです。

VOLPIの製品がアメリカで様々な食文化・食生活を持つ人々に愛されているのはなぜでしょう? 理由は同じです。アメリカという土地柄、いろいろな料理とのコンビネーションが楽しめる環境にある中、その魅力をイタリアンの枠に留めておける訳がありません。 イタリアの伝統を守り作られているからこそ、イタリアン以外の料理とのコンビネーションを楽しめる基礎があり、そして、だからといって、他の料理への門戸を閉ざさない使いやすさ、それが、様々な人々がそれぞれの料理に使える、皆にに愛される食材の理由です。 由緒ある育ちながら、気取らない、そんな懐の広さが、誰をも魅了するのでしょう。