母豚群給餌管理システム 事例紹介

年間母豚一頭当りの産子数0.5頭アップ

米国 トーマス養豚

繁殖部門における産子数の増は収益増を意味します。飼料、管理および建築の費用は変わらないまま、産子数が増えれば、運営収益増の可能性は高くなります。

したがって、トーマス養豚の農場管理者は年間母豚産子数を増やす方法を評価しました。
僅か1年で、ジョージタウンにある4,000頭の繁殖農場において、年間母豚1頭当り0.5頭増えました。

Nedap社母豚群給餌システム(ESF)により実現可と話しています。

Nedap電子家畜認識により、養豚のあらゆる面における動物飼養の効率でスマートな提案を可能にします。

・電子母豚給餌
・豚パフォーマンス検定
・分娩房給餌
・ストール給餌
・母豚仕分け
・母豚再発検知
・肉豚ソーティング

トーマス養豚はESFを使って2000頭以上を生産しています

生産マネージャーであるスティーヴホートンは17名の従業員が働くジョージタウン繁殖農場を管理しています。養豚産業における35年間(トーマス養豚で5年間)の経験があり、スティーヴはストール舎から混成群までさまざまなタイプの繁殖舎を管理して来ました。彼は現在のNedap ESFにより、労力、個体管理および成績の最適な組み合わせで出来ることを確認しました。

システムに関わらず、母豚の性能は大きな要因となります。トーマス養豚においては、子豚は離乳後、別の肥育農場へ送られます。肥育頭数が増えれば、より良い母豚のケアが出来ます。ESFにより、この数字を改善し続けています。母豚が穏やかで、農場スタッフがシステムに慣れれば、母豚毎により良いケアが行えます。

「当社は管理戦略を比較をするために、このような母豚管理に関心がありました。市場がそれを求め始めており、ジョージタウン農場を建築する2年以上前に当社は選択を検討しました。調査の結果、このシステムがすべて理にかなっていました。更新豚、母豚、従業員はシステムに順応しています」

ホートン氏は、動物行動おおび成績レベルが顕著に向上していることを確認しています。

「母豚の気質の変化が最も顕著です。母豚はまるで違う性格を持ったようになります。非常にリラックスした状態です。母豚を群にする前にシステムに慣らさせることで、争いがほとんどなくなることを学びました。当農場の大きなペンでは、序列は出来ません。最初の設置が成功したことにより、トーマス養豚は新規農場においてもNedap ESF採用することを検討しています」

トーマス養豚が経験した利点

  • ESFにより、2,000頭以上の生産が可能になった。別施設と比較して、平均年間母豚1頭当り産子数0.5頭が増えた。
  • 利益幅が増加した。
  • 飼料無駄が減少した。
  • 初めての発情で若雌豚の発情検知頭数が増え、空胎が早期に発見出来た。
  • 給餌戦略がソフトウェアプログラムを使って簡単に変更出来る。
  • 発情兆候を示した若雌豚および母豚は自動ゲートシステムで仕分けされる。
  • Nedap RFIDおよびソフトウェアは、豚の活動を毎日監視する。
  • 詳細な管理レポートにより、若雌豚と母豚それぞれを管理するのに役立っている。
  • 豚の行動とパフォーマンスレベルの大幅な改善した。
  • 母豚はリラックスし、落ち着き、豚舎内の騒ぎが減少した。

Nedapは35年間、世界中で販売されている畜産用の自動化プロセスを開発および生産してきました。

豚生産チェーンのすべてのリンクを結び付け、大群飼育豚のニーズに対する個別アプローチのためのスマートで持続可能なソリューションを提供しています。 電子識別を利用して、自動給餌、仕分け、または発情検知を行いながら、豚を個体毎に識別および監視することができます。

これにより、農家は大群の豚を監視しながら、個別に管理することができます。 結果として、必要な最適給餌によりコンディションが改善された母豚は、ボディコンディションスコアの安定、受胎率の向上、ストレスの低減、産次数の平均化の利点が得られます。

このようにして、Nedapは仕事、利益と良好性のバランスを保ちながら、健全な成長を助けます。


UPDATE:2022/3/15

飼料コストカットで母豚成績向上

~NEDAP社電子母豚給餌を使った豚舎改造で飼料コスト20%カット~

デーブデニス / カナダ・オンタリオ州パークヒル

デーブデニスは4日間で多くを達成しました。特に、彼の父親と従妹と経営する250頭一貫農場にてNedap社ESF、自動発情検知および自動仕分けユニットを導入し、母豚成績向上と飼料コストを20%カットを達成しました。

デニスは2002年に建築した妊豚ストール舎をたった4日間でNedap社ESFを使った大群豚舎へ改造しました。豚舎改造以来、デニスは母豚の顕著なボディコンと成績の向上を確認して来ました。飼料コストを削減出来た上、飼養環境も穏やかになったことに非常に満足しています。

「Nedap社ESFでは、母豚はストール舎の時のようにホッパーから落ちる余分な餌を食べることが出来ません。他の豚から盗食する強い豚を心配する必要がなくなり、各豚が正確にどの程度餌を食べているか分かります」

デーブ デニス

「豚舎の改造は安上がりでした。Nedap社を選んだ理由はシンプルです。ESFで実績が豊富で、優秀なサポートチームを持つ信用出来る企業でした」

施工のための場所を確保するために、デニスは一部の母豚を古い妊豚舎へ移動させ、軽い肥育豚を短期間に出荷しました。豚舎半分の豚をストールに残しまま、半分のストールを取り外し、コンクリート床を補修しました。補修した側へ母豚を戻し、残りの半分側を同様に作業しました。作業完了後、デニスは豚舎をフルで再稼働させました。

「システムの立上げは特に問題はありませんでした。すべて順調に進みました」

Nedapチームはデニスの設計をサポートし、元々のコンクリート通路を寝床へ変更しました。元々のスノコ部分は通路と糞尿エリアに変更しました。現在、216頭の大群飼育となっています。

数字はウソをつかない

デニスは以前のストール舎では餌無駄を出していることを認識していましたが、どの程度の無駄かを知って驚嘆しました。改造前と比べて、20%も飼料費が少なくて済んでいます。

「Nedap社ESFでは、母豚はストール舎の時のようにホッパーから落ちる余分な餌を食べることが出来ません。他の豚から盗食する強い豚を心配する必要がなくなりますし、各豚が正確にどの程度餌を食べているか分かります」

Nedap社ESFによる精密給餌により、母豚のボディコンが改善され、その結果として、離乳舎へ行く子豚の頭数も改善されます。

「現在、28頭/母豚/年となっています。何故なら、母豚のコンディションが良好です。年間一頭当たり、産子数が2頭は増えています」とデニスは言います。「体重が増えすぎた母豚では大抵の場合、産子数が減り、授乳量も落ちますが、現在はそのような問題はなくなりました。それぞれの母豚の飼料摂取量を把握しています」

豚房とフィーダーデザインにより豚の行動に変化を悖らします

母豚のコンディションが良好なだけではなく、デニスはESF導入後の母豚群の行動変化を気に入っています。

「私の豚は積極的に喧嘩をしません。それぞれ静かに混ざり合っています。フィーダー周辺での争いもありません」

デニスはこの平静な環境はNedap社ESFの前方にしか進めない出口デザインに寄与するものと考えています。すでに餌を食べた豚が次に餌を食べるのを待っている豚の邪魔をさせません。さらに豚房の中央に沿ってある壁によって、餌を食べた豚と食べていない豚が直ぐに遭遇することを防ぎます。

「フィーダーを出た豚は、豚舎長手方向に沿って歩行しなければなりません。しかし、ほとんどの豚が歩行して戻る時間内で、横になり寝てしまいます」

他のスタイルの給餌システムでは、母豚はフィーダーに入ろうとするため、攻撃的になり、機器の損傷摩耗を与えます。

使い易い省力化システム

Nedap社システムが作り出す平静な環境に付け加えて、デニスは省力化に感謝しています。

「当繁殖農場はフリーストールの補修時間を費やすことがなく、メンテナンスが少なくて済んでいます。また、当農場は分娩舎へ移動させる母豚を探す時間を省けています。Nedap社自動母豚仕分けは自動で分娩舎へ移動する母豚を見つけ、仕分けします。また、群飼の母豚は性格が穏やかになり、ストールに比べて扱いが楽なので、省時間になっています」

Nedap社システムはさらに母豚の行動の変化によりユーザーに問題の発見を手助けることで、潜在的な生産損失を防げます。

「システムが食べていない豚を知らせてくれるので、豚房へ行き、問題を探します。もし豚が脚の怪我などあれば、群から外します。ストールでは、同じようなレベルの観察は出来ません。豚が食べているか否か、豚が食べている量を知ることが出来ません。今では各豚が食べている量を把握出来ます」

貴農場の改造をお考えですか?
飼料コストを20%削減することで、経営はどのように変わるでしょうか?


UPDATE:2022/2/15

ストールから母豚給餌管理システム(ESF)へのスムーズな移行

~ Haven Colony makes a smooth transition ~

ストールから群飼への移行は豚と生産者の両方にとって容易でない為、スムーズに移行を行えれば、豚は食下量を落とす事無く成長し豚のポテンシャルを最大に引き出す事が可能です。

ヘブンコロニー農場のテリーメンデル氏は熟練の生産者で豚をよりよい体質にするためには、動かす事が重要だと知っています。ヘブンコロニー農場は10年以上自然交配をし、ハイポー社と協力してきました。2018年コロニー農場は若い雌豚と新規導入豚用の豚舎を新築しました。豚舎はアップグレードが必要としており、カナダの群飼の法律により、コロニー農場は積極的な変更でアプローチすることを決めました。

新しい施設や計画はどのようになるか常に疑問があります。しかしテリーは結果をみてうれしく驚きました。

ハイポーリブラ(品種)はストールから群飼へ完璧に移行しました。豚たちを自然環境に戻すようなものです。また私たちは全体のパフォーマンスも向上しました;再発率が低くなり、受胎率が上がりました。

テリーメンデル
ヘブンコロニー農場

ハイポーリブラ(品種)のパフォーマンスについて最も気づいたことを尋ねると

「温和と強健性に富む。私たちは飼育方法をストールから群飼にしました。移行は簡単で苦労も無く、豚たちはストールから群飼への適応が素早く、訓練も簡単でした。
移行後、ハイポーリブラ(品種)はNEDAP社のESF(給餌システム)を使い、変動群で飼育しています。種付け4日後、ギルト、若い雌豚(産次数2から4)、古い雌豚(産次数4より上)の3グループのいずれかに入れます。
ハイポーブリーディングプログラムの一部のおかげで世界中の妊娠豚(ハイポー種)は群飼で飼育されている為、ハイポーリブラ(品種)の群飼への移行は簡単でした。」

これにより、ハイポーは群飼で良好なパフォーマンスを発揮する雌豚を選択することが出来ます。

   ストール 群飼 
 離乳から発情までの間隔, 日  5.78  5.44
 再発率, %  4.18  3.82
 分娩率, %  88.56  90.20
 総出産数 / 腹  15.33  15.80
 生存数/ 腹  13.67  13.92
 離乳数 / 腹  11.64  12.10
 淘汰率, %  45.78  37.00
 死亡率、廃豚率, %  3.65  3.09
 離乳/交配/年  28.75  29.29

ストールから群飼への移行を考えていますか?
既存の豚舎改築か新豚舎を作るか考慮すべきヒントをいくつか紹介します。

ヒント:豚舎改築か新豚舎建設か?

  • 可能であれば他のシステムか農場を訪問します。
    ー 群飼システムの為の標準テンプレートはないです。(新築であろうと改築あろうと)
  • 利用可能な様々な種類の給餌システムの長所と短所を考えます。
    ー 競争力と非競争力
  • 様々な違う種類のスタイルを検討します。
    ― ショルダーストール、フリーダムストール、様々なサイズのペン、給餌システム
  • 希望する群飼の飼育方法を検討します。
    ― 固定群または変動群
  • 現豚舎の管理や労働の内容を考えます。異なる豚舎と給餌システムは異なる管理と技術の考慮を必要します。

UPDATE:2022/1/20