| Q. |
精製前のインキュベーションステップはいつ行えばよいですか |
| A. |
唾液採取直後から精製直前の間の都合の良いときに行ってください。 |
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| Q. |
インキュベーションステップでは何が起きていますか |
| A. |
DNAを十分に抽出し、ヌクレアーゼを永久的に不活性化するために行います。 |
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| Q. |
精製溶液を加えるステップではどのようなことが起きていますか |
| A. |
精製溶液が加えられるとタンパク質、ムチン、細胞片が沈殿し取り除かれます。 |
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| Q. |
エタノールを加えるステップで起きていることは何ですか |
| A. |
エタノールを加えることによりDNAが不溶性になり沈殿することにより溶液よりDNAを取り出します。
*Oragene精製プロトコルは基本的には通常の塩・エタノールによる沈殿方法を変更したものです。 |
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| Q. |
10分間氷上でインキュベートする時間は短縮することは可能ですか |
| A. |
短縮することは可能ですが、10分間という時間はDNAの精製度を最高に保ちつつDNA採取量を最大限得るためにプロトコルを最適化し算出したものです。時間を短縮するということはこの標準を得ることが難しくなるかもしれません。 |
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| Q. |
エタノールを加えるステップでエタノールを上清の2倍ではなく等量加えるのはなぜですか |
| A. |
エタノールの量はDNA採取量を最大限得るためにプロトコルを最適化した結果です。等量以上にエタノールを加えると収量の減少につながります。 |
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| Q. |
エタノールを加えた後、室温で10分間放置するステップをグリコーゲンを加えて簡略できませんか |
| A. |
グリコーゲンを加え共沈殿させることは可能です。しかし最終精製DNAのなかにグリコーゲンが含まれてしまうので濁りのレベルが高まり260/280のレベルに影響してきてしまうかもしれません。しかし、この場合においても通常のPCRのような解析を行う場合であれば問題ありません。 |
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| Q. |
最後の遠心分離の時間が2分では短くないですか |
| A. |
遠心分離の時間が長いほど多いDNA収量が期待できるでしょう。しかし時間に対する収量の増加は微々たる物です。プロトコルの時間をできるだけ短縮化したかったので収量に影響のない2分という時間を設定しました。 |
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| Q. |
得られたA260/280比率が低いのですが、向上させるためにはどうすれば良いですか |
| A. |
Orageneエタノール沈殿プロトコルにより得られたDNAは1.6から1.9の範囲内のA260/280比率を得られるはずです。この比率よりも低い場合は、以下のトラブルシューティングに従ってください。
| (1) |
精製前にサンプルを50℃で最低1時間以上インキュベートしてください。 |
| (2) |
サンプルを精製する際、最初の遠心分離のステップの後タンパク質が含まれている沈殿物を取り込まないように注意してください。 |
| (3) |
使用している吸光度計がA260とA280の値からA320の値を自動的に差し引いていることを確認してください。(A320の値はサンプルの濁度を示しています。)そして |
| (4) |
A260、A280の値がそれぞれ0.1から1.0の範囲内であることを確認してください。 |
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| Q. |
付属している精製液の方法以外で精製することはできますか |
| A. |
フェノール/クロロホルム抽出法やQlAamp (Qiagen) (参考データ) やPUREGENE (Gentra) (参考データ) などの市販キットで抽出精製することが可能です。 |
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| Q. |
自動抽出装置で精製することはできますか |
| A. |
BioRobot EZ1 (Qiagen) (参考データ)、AutoPure (Gentra) (参考データ)、Magtration 12GC (PSS Bio) (参考データ)、MagNA Pure LC (Roche)やその他の装置で精製した実績があります。 |
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| Q. |
精製したDNAを電気泳動にかけるとゲルの下の方に大きなしみができます。これは何ですか |
| A. |
分子量の低いRNAです。 |
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| Q. |
サンプルよりRNAを取り除くことはできますか |
| A. |
可能です。参考データを参照してください。 |
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| Q. |
精製したDNAはどのように保存すればよいですか |
| A. |
TEバッファーに溶解した状態で4℃で1-2ヶ月、長期的な保存は-20℃で凍結することを推奨します。 (参考データ) |
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| Q. |
唾液を採取してから精製まで最短でどのくらいの時間がかかりますか |
| A. |
約100分です。 |